こう書くとなんだかうるさい、床の防音性能の悪い家を想像して
しまうかも知れませんが、最近僕はこの音の伝わる家というのが
いいのではないかと思っています。
要するに、家の中で家族が発する音や声が聞こえることが、
コミュニケーションのきっかけにもなるし、家族をいつも意識して
気づかうことにつながる。そしてそれは家族にとって大切なことだと思うのです。
そのために家の間取りで工夫するなら吹き抜けが有効なんだと考えています。
吹き抜け空間や2階まで続くような勾配天井は、空間が上に広がり見た目にも
快適なだけでなく(これは視覚ですね)、音もよく伝える空間になります。
たとえば、1階のダイニングに妻がいて、2階に夫がいたら動いている物音が
聞こえます。静かにしていると、なにも聞こえないけどどうしたんだろうと
気づかいをします。
また、先日の見学会でオーナー様と1階でお話をしていたとき、2歳前のお子さんが
当社のスタッフと2階に遊びにいったところ、自然に畳一畳半くらいの吹き抜けから
笑顔で手を振るのです。ちょうどママとパパが見える位置だったのです。感動でした!
小さな吹き抜けでも、このような素敵なコミュニケーションシーンが生まれるのです。
そして、この吹き抜けからは朝食の用意する音やにおい、そして冷暖房などの空気の
流れももたらします。
まさに五感を感じさせる吹き抜けとなっているのです。
2世帯住宅の場合は別ですが、2階の床の防音性能を考えるより、
断熱性能を高くした家で、吹き抜けやオープンな間取プランにした家は、
1階と2階の音や声が聞こえるコニュニケーションのとれる家、いつも家族の
気配を感じられる家になりますね。











